USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄...
BizRankの思い
本と人をつなぐサービスを作ろうと思い、BizRankを開発しました。
書籍の選定というのは非常に難しいです。
私自身がビジネス書籍を読もうとした際、どの書籍を読めばよいのか迷いました。
世の中には数多くのビジネス書籍が存在し、全てを読むには時間が足りません。
販売数が多い書籍が必ずしも価値があり、ビジネスシーンで役立つとは限らないです。
ふと自分が書籍を購入する際に、SNSでバズっている書籍をなんとなく購入しがちだということに気づきました。
多くは、その分野で影響力のある人が紹介しているものでした。
そこで、影響力のある人が紹介している書籍には一定の価値があると考えました。
この考えに基づき、BizRankは書籍を評価し、ランキングを算出しています。
新しいスキルを身につけたい人が最適な本に出会える場所を目指しています。
機能について
#ランキング生成
BizRankは定期的にNote APIから書籍データを収集して独自のアルゴリズムで評価してランキングを生成します。
そのため評価の参考にした記事、書籍に関連するハッシュタグを書籍の詳細ページで確認する事が出来ます。
#ログイン
現在、ログイン方法は従来通りのメールアドレス・パスワードとGoogleアカウントの認証による2種類があります。
パスワード管理が不要なGoogleアカウントによる認証がおすすめです。
#いいね
ログイン後に使える機能として、気になる書籍にいいねする事が出来ます。
後述するプロフィールページにいいね一覧は表示されます。
プロフィールのリンクを共有する事で気になる書籍をお互いに閲覧する事ができます。
#プロフィール
プロフィールページではプロフィール画像、自己紹介文、SNSリンク、個人のウェブサイトリンクを設定する事が出来ます。
#Xにてコメントの投稿
ログインを行わなくても気になる書籍について記録を残しておきたい場合、Xにてコメント付きで投稿するのは効果的です。
#BizRank が投稿に含まれていると運営者・BizRankユーザ間でおすすめのビジネス書籍について討論することが出来ます。
開発費560万円相当の工数をかけた開発者の想い
※ 前職の月額単価80万円を基準に、7ヶ月分の工数として換算。実際の支出ではありません。
このサービス開発には主に2つの動機がありました。
1つ目はエンジニア部門とビジネス部門の溝を痛感したこと
ソフトウェアエンジニアとしてのキャリアを通じ、技術部門とビジネス部門の意見が異なる事から対立してるのを感じました。
この経験から、両者の視点を理解し、お互いに尊重し合える人材の必要性を強く感じました。
以前の私はプログラムコードが書けて物作り出来れば良いと考えていました。
個人としては決めたものを手抜きせず納期までに作る事に全力を尽くしていました。
しかし民間である以上、それらを続けるにはお金を生み出す事が必要であるとビジネス部門の話を聞いて思いました。
ビジネス部門の視点で言うと出来上がった物をどうお金に変えるのかについて全力を尽くしており、自分とは見ている視点が違いました。
そこからエンジニアもビジネス視点があった方が仕事への理解も高まり溝が少しでも埋められると思い、ビジネスに関して興味を持ちました。
仕事への解像度を高めるためにもビジネス書籍を読みたいと思うようになりました。
2つ目は技術力に自信がなかった
私は0 ~ 1を経験した事がなく、既存のサービスに対して機能追加・不具合修正・パフォーマンス改善を行っていました。
ユーザ認証やインフラ構築など知らない事が多く常に自信のない中で業務を行っていました。
そのためか不確実性の高い機能追加に対してWBSを書いたりする事が苦手でした。
前職では0 ~ 1経験は難しかった事もあり、技術選定、要件定義、UI設計、テスト設計、コーディング、インフラ構築を一貫して行いました。
BizRankの開発を通じて、以下のスキルに挑戦しました
- 書籍評価アルゴリズム
- 結合・単体テスト
- UX/UI設計
- 可読性の高いコード作成
- アーキテクチャ設計(書籍データ取得基盤)
- セキュアな認証システムの設計
- スケーラブルなバックエンド設計
- 効率的なCI/CDパイプラインの構築
これらの中には、今まで経験したことのない難しい課題もありました。でも、一つ一つ乗り越えていくうちに、少しずつ自信が出てきました。
実際に運営されているサービスと比較するとまだまだ稚拙な部分もありますが、0からサービスを企画してリリースできた事を嬉しく思います。
やっとソフトウェアエンジニアとしてスタートラインに立てた気がします。
この開発を通じて得た知識と経験を活かし、再びキャリアを積みたいと考えています。
最後に
BizRankはまだ完璧ではありません。
改善の余地は多くあります。だからこそ、皆様からのフィードバックを心よりお待ちしています。
不具合や改善案がありましたら、ぜひ問い合わせフォームからご連絡ください。また、X(Twitter)でも随時ご意見を承っております。
みなさんの応援が、BizRankをより良いサービスにする大きな力になります。
一緒に、本を通じてビジネスの世界をもっと面白く、もっと豊かにしていけたら嬉しいです。
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